オブジェクトをハイパーリンクにする方法について
テキスト、イメージ、図形をハイパーリンクにすることができ、プレゼンテーション中にクリックすると、
いくつかある操作のいずれかを行うことができます。オブジェクトをハイパーリンクにすると、スライド
キャンバスには曲がった矢印のバッジでマークが付けられます。このバッジは、プレゼンテーションの
閲覧時には表示されません。ただし、インラインハイパーリンクにしたテキストにはアンダーラインが
付きます。テキストのアンダーラインは、テキストをアンダーラインなしで再フォーマットしない限り、
プレゼンテーションの閲覧時に表示されます。
小さい青い矢印(スライドの編集中にのみ表示)は、
この項目がクリック可能なハイパーリンクであること
を示します。
前後を指しているこれらの矢印は、あらかじめ描画されていて、スライドショーで使用できるナビゲーショ
ン要素の例です。それぞれの下側隅にある小さい曲がった矢印のバッジは、ハイパーリンクになってい
ることを示します。
小さい青い矢印(スライドの編集中に
のみ表示)は、この項目がクリック可能な
ハイパーリンクであることを示します。
8
プレゼンテーションでハイパーリンクを使う
第
8
章
プレゼンテーションでハイパーリンクを使う
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このテキストボックスも、右下隅にある同様の曲がった矢印のバッジによって示されているように、ハ
イパーリンクになっています。しかし、その下のテキストにはアンダーラインが付いていて、このテキス
トがインラインハイパーリンクであることが示されています。
ハイパーリンクを使用すると、プレゼンテーション中に以下のいずれかのアクションを実行できます:
特定のスライドにジャンプする
Â
コンピュータのデフォルトの
Web
ブラウザで
Web
ページを開く
Â
別の
Keynote
書類を開く
Â
メールメッセージを開く
Â
スライドショーを終了する
Â
プレゼンテーション中に
Web
ブラウザでページを開く
スライドショーが再生されているコンピュータのデフォルトの
Web
ブラウザで
Web
ページを開くハイ
パーリンクを追加できます。
Web
ページを開くハイパーリンクを追加するには:
1
ハイパーリンクにするテキストまたはオブジェクトを選択します。
「
www
」または「
http
」で始まるテキストを入力する(または別の書類からコピーする)と、そのテ
キストは自動的にハイパーリンクになります。この機能をオフにするには、
「
Keynote
」>「環境設定」
と選択し、「自動修正」をクリックして、「メールアドレスおよび
Web
アドレスを自動的に検出」の選
択を解除します。この設定はコンピュータごとに行われるため、設定の違うコンピュータで書類を開い
た場合は、そのコンピュータの設定が代わりに使用されます。
2
ツールバーの「インスペクタ」をクリックし、「ハイパーリンクインスペクタ」ボタンをクリックして、「ハ
イパーリンクとして使用」を選択します。
3
「リンク先」ポップアップメニューから「
Web
ページ」を選択します。
4
「
URL
」フィールドに
Web
ページのアドレスを入力します。
5
書類内でハイパーリンクとして表示されるテキストを変更する場合は、「表示」フィールドに新しいテキ
ストを入力します。
「ハイパーリンク
インスペクタ」ボタン
リンク先の
URL
を
入力します。
スライドに表示する
リンクテキストを
入力します。
あらかじめ登録されたアドレスへのメールメッセージを開く
ハイパーリンクでは、あらかじめ登録されたメールメッセージをスライドショーが再生されているコン
ピュータで設定されたデフォルトのメールアプリケーションで開くことができます。
メールメッセージにリンクされたハイパーリンクを追加するには:
1
ハイパーリンクにするテキストまたはオブジェクトを選択します。
メールアドレスを入力する(または別の書類からコピーする)と、そのテキストは自動的にハイパーリ
ンクになります。この機能を解除するには、
「
Keynote
」>「環境設定」と選択し、
「自動修正」をクリッ
クして、「メールアドレスおよび
Web
アドレスを自動的に検出」の選択を解除します。この設定はコン
ピュータ固有の設定であるため、設定の異なるコンピュータで書類を開くと、そのコンピュータの設定
が使用されます。
2
ツールバーの「インスペクタ」をクリックし、「ハイパーリンクインスペクタ」ボタンをクリックして、「ハ
イパーリンクとして使用」を選択します。
3
「リンク先」ポップアップメニューから「メールメッセージ」を選択します。
4
「宛先」フィールドに受信者のメールアドレスを入力します。
5
必要に応じて「件名」フィールドに件名を入力します。
6
ハイパーリンクのカスタムテキストを表示するには、「表示」フィールドに新しいテキストを入力します。
(ハイパーリンクとしてのテキストではなくオブジェクトを選択した場合、このオプションはグレイ表示
になります。)
メッセージの件名を入力します。
スライドに表示するリンク
テキストを入力します。
受信者のメールアドレス
を入力します。
特定のスライドにジャンプする
プレゼンテーション内を順序通りにではなく移動できるようにしたい場合や、聴衆がプレゼンテーショ
ンを好きな順序で実行できるようにしたい場合は(たとえばスライドショーがキオスクで実行されてい
る場合)、
Keynote
書類内の任意のスライドにジャンプするハイパーリンクを使用できます。
特定のスライドにジャンプするハイパーリンクを追加するには:
1
ハイパーリンクにするテキストまたはオブジェクトを選択します。
2
ツールバーの「インスペクタ」をクリックし、「ハイパーリンクインスペクタ」ボタンをクリックして、「ハ
イパーリンクとして使用」を選択します。
3
「リンク先」ポップアップメニューから「スライド」を選択します。
4
表示するスライド(次のスライド、前のスライド、最初のスライド、最後のスライド、最後に表示したス
ライド、またはスライド番号を指定したスライド)のオプションを選択します。
ハイパーリンクを使って、スライドショー中のナビゲーションを制御することができます。
192
ページの「自
動再生プレゼンテーションを作成する」を参照してください。
128
第
8
章
プレゼンテーションでハイパーリンクを使う
第
8
章
プレゼンテーションでハイパーリンクを使う
129
スライドショー内にスライドショーを終了するボタンを作成する
スライドショー内のボタンまたはテキストをクリックしてスライドショーを終了できるようにしたい場合
は、スライドショーを終了するハイパーリンクを作成します。
スライドショーを終了するハイパーリンクを追加するには:
1
スライドショーの終了を起動するために使用するオブジェクトやテキストを選択します。
2
ツールバーの「インスペクタ」をクリックし、「ハイパーリンクインスペクタ」ボタンをクリックして、「ハ
イパーリンクとして使用」を選択します。
3
「リンク先」ポップアップメニューから「スライドショーを終了」を選択します。
プレゼンテーション中に別の
Keynote
スライドショーを開く
別の
Keynote
ファイルを開くハイパーリンクを追加します。
別の
Keynote
書類を開くハイパーリンクを追加するには:
1
ハイパーリンクにするテキストまたはオブジェクトを選択します。
2
ツールバーの「インスペクタ」をクリックし、「ハイパーリンクインスペクタ」ボタンをクリックして、「ハ
イパーリンクとして使用」を選択します。
3
「リンク先」ポップアップメニューから「
Keynote
スライドショー」を選択します。
4
該当のファイルに移動し、「開く」をクリックします。
5
書類内でハイパーリンクとして表示されるテキストを変更する場合は、「表示」フィールドに新しいテキ
ストを入力します。
別の
Keynote
書類へのリンクをクリックすると、新しいスライドショーが最初のスライドから再生され
ます。