箇条書きテキスト、表、グラフのアニメーション表示について
テキスト、表、グラフ、およびムービーには、オブジェクト固有のビルドオプションがあります。たとえば、
スライド上でグラフの棒を
1
本ずつビルドしたり、スライドから行頭記号付きリストの行頭記号を
1
個
ずつビルドすることができます。
テキストビルドを作成する
テキストは、段落単位、単語単位、または文字単位でビルドすることができます。箇条書きまたは通常
の本文テキストのテキストビルドを作成することができます。
テキストのビルドを設定するには:
1
スライドキャンバス上でテキストを選択します。
2
ツールバーの「インスペクタ」をクリックして、「ビルドインスペクタ」ボタンをクリックします。
3
「ビルド」インスペクタの「イン」(テキストを表示させる場合)パネルまたは「アウト」(テキストを
消す場合)パネルにある「表示方式」ポップアップメニューからオプションを選択します。スライドキャ
ンバスで標準テキストを選択したか箇条書きテキストを選択したかによって、以下のオプションがすべ
て表示されない場合があります:
一括:
テキストボックス内のテキストをすべて同時に移動します。
1
件ずつ:
箇条書きの項目ごとにテキストを移動します。
グループごと:
それぞれの箇条書き項目を、その下位の項目とまとめて移動します。
強調して表示:
移動する際、各項目を強調表示し、最後に強調した項目のみを残します。
段落単位:
標準テキスト(箇条書きになっていないテキスト)に適用します。
表のビルドを作成する
表は、行や列などを単位として、スライド上に表示させたり、スライド上から消したりすることができます。
表のビルドを設定するには:
1
スライドキャンバスで表を選択します。
2
ツールバーの「インスペクタ」をクリックして、「ビルドインスペクタ」ボタンをクリックします。
3
「ビルド」インスペクタの「イン」(表の要素を表示させる場合)パネルまたは「アウト」(表の要素
を消す場合)パネルにある「表示方式」ポップアップメニューからオプションを選択します。
一括:
表全体を
1
つのオブジェクトとして表示させます。
1
行単位:
行ごとに表を画面上に表示させます。
1
列単位:
列ごとに表を画面上に表示させます。
1
セル単位:
一度に表のセルを
1
つずつ、画面上に表示させます。
内容を
1
行単位:
画面に空の表を表示し、
1
行ずつ内容を表示させます。
内容を
1
列単位:
画面に空の表を表示し、
1
列ずつ内容を表示させます。
内容を
1
セル単位:
空の表を画面に表示して、各セルの内容を表示させます。
下から上:
行ごとに下から上に表を画面上に表示させます。
下から上
-
内容:
空の表を画面に表示して、各行の内容を下から上に表示させます。
表の要素にはすべて同じビルドスタイルが使用されます。
122
第
7
章
スライドショーで動きを使う
第
7
章
スライドショーで動きを使う
123
グラフのビルドを作成する
グラフを、横棒グラフを
1
本ずつ、分割部分を
1
個ずつ、表示させたり消したりします。
グラフのビルドを設定するには:
1
スライドキャンバス上で、ビルドを定義するグラフを選択します。
2
ツールバーの「インスペクタ」をクリックして、「ビルドインスペクタ」ボタンをクリックします。
3
「ビルド」インスペクタの「イン」(グラフの要素を表示させる場合)または「アウト」(グラフの要素
を消す場合)の下にある「表示方式」ポップアップメニューからオプションを選択します。スライドキャ
ンバスで選択したグラフのタイプによっては、以下のオプションがすべて表示されない場合があります:
一括:
グラフ全体を
1
つのオブジェクトとして表示させます。
背景を先に:
グラフの座標軸を画面上に表示させ、その後ですべてのデータ要素を一度に表示させま
す(棒グラフ、線グラフ、または階層グラフ)。
系列単位:
グラフの座標軸を画面上に表示させ、その後でデータ要素を一度に
1
つの系列ずつ表示
させます。
集合単位:
グラフの座標軸を画面上に表示させ、その後でデータ要素を一度に
1
つの集合ずつ表示
させます。
系列の要素単位:
グラフの座標軸を画面上に表示させ、その後で個々のデータ要素を、一度に
1
系
列ずつ表示させます。
集合の要素単位:
グラフの座標軸を画面上に表示させ、その後で個々のデータ要素を、一度に
1
集
合ずつ表示させます。
グラフの要素(凡例を除く)にはすべて同じビルドスタイルが使用されます。
グラフの凡例には、専用のビルドスタイルと順番を設定できます。グラフに凡例が現れるようにするに
は、これをグラフとグループ化してから、グラフのビルドスタイルを設定します(
90
ページの「オブジェ
クトをグループ化する/グループ解除する」を参照してください)。
テキスト、表、グラフのビルドを混在させる
スライドにオブジェクトビルドを設定すると、「イン」や「アウト」のエフェクトが開始されるタイミング
の基準を設定できます。
たとえば、最初のテキストの箇条書き項目をスライドに提示し、次に円グラフの最初の分割部分を提
示して、その後で
2
番目の箇条書き項目を提示する、というようにビルドを設定できます。オブジェク
トをスライド外に移動して、同じ操作を行えます。また、ビルドで使う要素の範囲(たとえば、テキス
トビルドの
2
番目と
3
番目のテキスト箇条書き項目だけ)を指定することもできます。
オブジェクトビルドを混在させるには:
1
スライドキャンバスでテキストボックス、表、またはグラフを選択します。
2
ツールバーの「インスペクタ」をクリックして、「ビルドインスペクタ」ボタンをクリックします。
3
「ビルド」インスペクタの「イン」(グラフの要素を表示させる場合)または「アウト」(グラフの要素
を消す場合)の下にある「表示方式」ポップアップメニューから「一括」以外のオプションを選択して、
オブジェクトビルドを設定します。
4
ビルドする要素の範囲を指定するには、
「ビルド開始」ポップアップメニューと「ビルド終了」ポップアッ
プメニューを使います。
5
「各ビルドのタイミングと順番を設定」を選択します。
6
スライドキャンバスで別のテキストボックス、表、またはグラフを選択して、手順
3
∼
5
で説明してい
るように、そのビルドを設定します。
7
「ビルドの順番」パネルで、並べたい順番にビルドをドラッグします。
「ビルド」パネルが表示されていない場合は、「詳細設定」をクリックしてください。ドラッグするビル
ドを選択する前に、「ビルドの順番」パネルですべてのビルドの選択を解除する必要がある場合があり
ます。
ビルドの自動のタイミングを設定する方法については、
121
ページの「オブジェクトビルドを自動化す
る」を参照してください。