ビルドを使ってオブジェクトをスライド上に表示させる/スライド上から消す
要素をスライド上に表示させたりスライド上から消したりするには、まずスライドを完成させて(すべて
の要素を表示させて)から、表示または非表示にする各要素のビルドを定義します。
オブジェクトを自動的にスライド上に表示させたりスライド上から消したりするには:
1
スライド上で、スライド上に表示させたりスライド上から消したりするオブジェクトを選択します。
Shift
キーを押しながらクリックすると、複数のオブジェクトを選択できます。
2
ツールバーの「インスペクタ」をクリックして、「ビルドインスペクタ」ボタンをクリックします。
3
オブジェクトをスライド上に表示させるには、「イン」をクリックします。オブジェクトをスライド上から
消すには、「アウト」をクリックします。
オブジェクトをまとめて
または分けてビルドします。
「ビルドインスペクタ」ボタン
要素をスライド上に表示する
ときは「イン」アニメーションを
使用し、要素をスライド上
から消すときは「アウト」
アニメーションを使用します。
要素に個別のタイミングを
設定するか、要素を
インターリーブします。
ビルドが完了するまでの時間を
設定します。
含める要素を選択します。
「ビルドの順番」パネルを開いて、
ビルドの順番を並べ替えます。
各オブジェクトに対するアニメーションの
タイプ、方向、ビルドの順番を設定します。
クリックして、ビルドのプレビューを
表示します。
112
第
7
章
スライドショーで動きを使う
第
7
章
スライドショーで動きを使う
113
4
「エフェクト」ポップアップメニューからオプションを選択します。
スマートビルドを使ってエフェクトを適用する場合は、
「エフェクト」メニューに「スマートビルドを使用」
というコマンドが現れます。詳細については、
118
ページの「
1
枚のスライドに一連のイメージをビル
ドする(スマートビルド)」を参照してください。
5
オブジェクトがスライドに入る、またはスライドから出る方向を変更するには、「方向」ポップアップメ
ニューのオプションを選択します。(すべてのエフェクトにこのオプションが用意されているわけではあ
りません。)
6
オブジェクトをすべて一度にスライド上に表示させるか、一度に一部だけ表示させるかを変更するには、
「表示方式」ポップアップメニューのオプションを選択します。
「表示方式」ポップアップメニューのオプションは選択したオブジェクトによって変わります。たとえば、
表のオプションには、
1
行単位または
1
列単位のビルドが含まれますが、テキストのオプションには段
落単位のビルドが含まれます。詳細については、
122
ページの「箇条書きテキスト、表、グラフのアニメー
ション表示について」を参照してください。
7
オブジェクト(またはオブジェクト要素)が表示されるまで、または消えるまでの時間を設定するには、
「継
続時間」フィールドに値を入力します(または、上向き/下向き三角形をクリックします)。
個々の要素について、異なるタイミングを設定したり、ビルドの順番を変更したり、ビルドを自動化し
たりする場合は、
「各ビルドのタイミングと順番を設定」を選択してください。それから「ビルドの順番」
パネルで各要素を選択し、以下のトピックを参照してください:
ビルドが発生する順番を変更する方法については、
Â
120
ページの「オブジェクトビルドの順番を変
更する」を参照してください。
ビルドを自動的に(指定時間後)開始するか、クリック時に開始するかを指定する方法については、
Â
121
ページの「オブジェクトビルドを自動化する」を参照してください。
さまざまなオブジェクト要素のビルドを散在させる(表の行や円グラフの分割部分など)方法につ
Â
いては、
123
ページの「テキスト、表、グラフのビルドを混在させる」を参照してください。
アクションビルドを適用してスライド上のオブジェクトを移動または変更する方法については、
Â
114
ページの「スライド上のオブジェクトのアニメーション表示(アクションビルド)について」内のトピッ
クを参照してください。
8
オブジェクト要素のいくつかをビルドの対象から外すには、
「ビルド開始」ポップアップメニューで「最初」、
「最後」以外のオプションを選択します。
ビルドを表示するには、
「ビルド」インスペクタでイメージをクリックするか、ツールバーの「再生」をクリッ
クします。単独の要素のビルドは、「ビルドの順番」パネルでその要素をクリックして表示することもで
きます。
ビルドを定義したオブジェクトをグループ化し、またはグループを解除すると、ビルドエフェクトは削除
されます。
マスタースライドにオブジェクトビルドを作成すると、マスターを使って作成したすべてのスライドにそ
のビルドエフェクトを表示させることができます。手順については、
229
ページの「デフォルトのトラ
ンジションを定義する」を参照してください。