発表者ディスプレイをカスタマイズする
デュアルディスプレイ構成(一方が発表者用、もう一方が聴衆向け)の場合や、
1
台のディスプレイで
プレゼンテーションのリハーサルを行う場合、発表者に有益な情報を表示できます。たとえば、時計や
タイマーを表示したり、次のスライドのプレビューやその他のプロンプトを表示したりするように構成で
きます。(発表者の表示は自動再生プレゼンテーションでは使用できません。)
オプションを選択して、
発表者のディスプレイに
表示するものを指定します。
クリックすると、発表者
ディスプレイのウインドウの
配置を変更できます。
別のディスプレイに発表者の
情報を表示するときに
選択します(デュアル
ディスプレイ設定の
スライドショーのとき)。
選択すると、ビルド中は
メニューバーが赤になり、
ビルドが終わると緑に
なります。
発表者の表示に表示するプロンプトやそれらの配置方法を指定できます。発表者の表示をカスタマイ
ズする前に、発表者の表示を有効にして、
2
台のディスプレイうちどちらに表示するのかを指定する必
要があります。
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第
11
章
スライドショーを表示する/プリントする/書き出す
第
11
章
スライドショーを表示する/プリントする/書き出す
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発表者ディスプレイを有効にするには:
1
「
Keynote
」>「環境設定」と選択し、「発表者ディスプレイ」をクリックします。
2
「発表者の情報表示用に別のディスプレイを使用」を選択します。
「環境設定」ウインドウで、発表者ディスプレイに表示したい項目を選択することもできます。ただし、
発表者ディスプレイをカスタマイズするときにさまざまなオプションを選択したり、さらに調整を加えた
りすることができます。
3
「環境設定」ウインドウの上部にある「スライドショー」をクリックします。
4
「環境設定」ウインドウの下部にある以下のオプションのいずれかを選択します:
主ディスプレイにプレゼンテーションを表示:
メニューバーと同じディスプレイにスライドショーを表示
します。
副ディスプレイにプレゼンテーションを表示:
メニューバーのないディスプレイにスライドショーを表示
します。
5
「発表者ディスプレイ」で利用できるようにする項目を指定するには、項目を選択します。
各オプションの説明については、後述します。
発表者ディスプレイをカスタマイズするには:
1
以下のいずれかの方法で、発表者ディスプレイのプレビューを表示します:
「発表者ディスプレイ」環境設定の下部にある「発表者ディスプレイをカスタマイズ」ボタンをクリッ
Â
クします。
「再生」>「発表者ディスプレイをカスタマイズ」と選択します。
Â
2
「発表者ディスプレイをカスタマイズ」ウインドウで、発表者ディスプレイに表示したいオプションを選
択します。
現在のスライド:
聴衆が見ているディスプレイで現在表示されているスライドのプレビューを表示しま
す。たとえばスライドショーを背後の画面で再生している場合に便利です。
ビルドマーカー:
現在のスライドのプレビューの下に青の点を表示して、現在のスライド上にあるビル
ドの数を示します。
次のスライド:
次のスライドのプレビューを表示します。
スライド進行インジケータ:
発表者ディスプレイの上部に緑または赤のバーを表示し、現在のビルドの
再生が終了したタイミングや、スライドを続行するためにクリック待ちである時間を示します。赤はスラ
イドが続行する状態にまだないこと、緑はスライドが続行できる状態にあることを表します。
ノート:
入力しておいた発表者ノートを表示し、現在のスライドでの発表内容を思い出せるようにしま
す。発表者ノートの作成方法については、
193
ページの「発表者ノートを追加する」を参照してください。
時計:
コンピュータの時計に基づく現在の時刻を表示します。
タイマー:
プレゼンテーションが次のスライドに進んでから経過した時間を通知します(「再生」を押
していないとき)。タイマーを設定する方法を指定するオプションを選択します。
残り時間:プレゼンテーションに残された時間を示します。プレゼンテーションに使用できる最大時間
を隣のフィールドに入力します。
経過時間:スライドショーの再生を開始してから経過した時間を示します。
3
項目を画面にドラッグして、希望通りに配置します。
4
画面での項目のサイズを変更するには、右下隅をドラッグします。
5
「完了」をクリックします。
その他の発表者ディスプレイコントロールにアクセスする
プレゼンテーションの実行中は、いつでも発表者ディスプレイ内の項目を変更したり調整したりするこ
とができます。発表者の表示ではその他のスライドショーコントロールを使用でき、任意のスライドにジャ
ンプしたり、プレゼンテーションを黒い画面で一時停止したりすることが簡単に行えます。
発表者ディスプレイコントロールにアクセスして使用するには:
コントロールにアクセスするには、プレゼンテーション中にポインタを発表者ディスプレイの上端に移
m
動します。
4
つのボタンを持つツールバーがドロップダウン表示されます。
スライド:
プレゼンテーション内のすべてのスライドのサムネールイメージを画面上部に並べて表示し
ます。スライド間をスクロールするには、スライドのサムネールイメージの下にあるスクロールバーをド
ラッグします。スライドに移動するには、スライドをダブルクリックするか、またはスライド番号を「ス
ライドに移動」フィールドに入力して「移動」をクリックします(または
Return
キーを押します)。
黒:
主プレゼンテーション画面が黒くなります(プレゼンテーション中に
B
キーを押しても同様の効果
が得られます)。クリックすると、現在のスライドイメージに戻ります。
オプション:
以下のオプションにすばやくアクセスできます:
ディスプレイを入れ替える:
ディスプレイの設定を入れ替えて、スライドショーの表示に使用していた
画面に発表者ディスプレイを表示し、発表者ディスプレイの表示に使用していた画面にスライドショー
を表示します。
スライドを拡大縮小して表示:
スライドのサイズを調整して、縦横比を変更しないで画面をできるだけ
大きく収めるようにします。
発表者ディスプレイをカスタマイズ:
発表者ディスプレイに表示する項目を選択したり、並べ替えやサ
イズ変更を行ったりすることができます。
ヘルプ:
キーボードからプレゼンテーションを制御するためのキーボードショートカットの一覧を表示
します。