ビューを変更する
「
Keynote
」には、ナビゲータビュー、アウトラインビュー、ライトテーブルビューといった、
Keynote
書類のスライドを表示、管理、および整理する方法がいくつか用意されています。スライドキャンバス
のみを表示することもできます。
Mac OS X v10.7
(
Lion
)以降を使用している場合は、フルスクリー
ンビューで作業することもできます。
ビューを切り替えるには:
ツールバーで「表示」をクリックしてオプションを選択します(つまり、「表示」>「ナビゲータ」、「ア
m
ウトライン」、「ライトテーブル」、または「スライドのみ」と選択します)。
ナビゲータビュー
ナビゲータビューにはスライドごとのサムネールイメージが表示され、多数のグラフィックスや表などの
オブジェクトが含まれるスライドショーで役立ちます。このビューにはスライドの概要が視覚的に表示さ
れますが、サムネールのテキストの一部は判読できないかもしれません。
開閉用三角ボタンをクリック
して、インデントされた
スライドのグループを
表示したり、隠したりします。
スライドをインデントして
グループに整理します。
スライドをインデントするには、
ドラッグするか、スライドを
選択して
Tab
キーを押します。
各スライドのグラフィックス
を一目で確認できます。
サムネールを異なるサイズで
表示します。
ハンドルを下にドラッグすると
マスタースライドが表示されます。
ここで選択したスライドが、
作業対象のスライドになります。
スライドナビゲータのスライドを操作して、スライドを並べ替えたり整理したりすることができます。
ナビゲータビューで作業するには、以下の操作を行います:
ナビゲータビューを表示するには、ツールバーの「表示」をクリックして「ナビゲータ」を選択するか、
「表
m
示」>「ナビゲータ」と選択します。
スライドを並べ替えたりインデントしたりするには、スライドをドラッグします。
m
スライドのグループ(インデントされたスライドとその親スライド)を表示したり隠したりするには、三
m
角形の開閉ボタンをクリックします。
サムネールイメージを拡大したり縮小したりするには、左下隅にあるボタンをクリックし、サイズを選択
m
します。
1
つまたは複数の隣り合うスライドを複製するには、スライドを選択して、「編集」>「複製」と選択
m
します。複製するスライドは、選択したスライドの次に挿入されます。
1
つまたは複数の隣り合うスライドをコピー&ペーストするには、スライドを選択して、「編集」>「コ
m
ピー」と選択し、コピーしたスライドをペーストしたいスライド(複数の場合これを含む以降のスライ
ドにペーストされる)を選択し、「編集」>「ペースト」と選択します。
マスタースライドを表示する(独自のマスタースライドやテーマを作成する場合に便利です)には、ス
m
ライドナビゲータの右上にあるハンドルをドラッグするか、ツールバーの「表示」をクリックして「マス
タースライドを表示」を選択します。詳細については、
220
ページの「マスタースライドとテーマをデ
ザインする」を参照してください。
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第
1
章
Keynote
のツールとテクニック
第
1
章
Keynote
のツールとテクニック
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アウトラインビュー
アウトラインビューは、テキストの多いプレゼンテーションの流れを視覚化する際に最も役立ちます。
アウトラインビューには、スライドショーの各スライドのタイトルと箇条書きテキストが表示されます。
タイトルと箇条書きテキストはすべて、スライドナビゲータに読みやすく表示されます。
アウトラインビューでは、プレゼンテーションを整理する際に、箇条書きを簡単に配置したり並べ替え
たりすることができます。スライドナビゲータでは、既存のテキストに箇条書きテキストを直接追加でき
ます。また、箇条書きをあるスライドから別のスライドにドラッグしたり、同じスライド内でより上位ま
たは下位にドラッグしたりすることもできます。
より上位または下位のアウトライン
レベルに移動するには、箇条書きを左
または右にドラッグします。箇条書きはスラ
イド間でもドラッグできます。
アウトラインビューには、タイトルと
箇条書きのテキストが表示されます。
アウトラインビューで、テキストを直接
追加または編集できます。
スライドナビゲータで箇条書きテキスト
を隠すには、スライドのアイコンをダブルク
リックします。
アウトラインビューで作業するには、以下の操作を行います:
アウトラインビューを表示するには、ツールバーの「表示」をクリックして「アウトライン」を選択しま
m
す(または、「表示」>「アウトライン」と選択します)。
アウトラインビューで使われるフォントを変更するには、
「
Keynote
」>「環境設定」と選択し、
「一般」
m
をクリックして、「アウトライン表示フォント」ポップアップメニューからフォントとサイズを選択します。
アウトラインビューをプリントするには、
「ファイル」>「プリント」と選択します。「プリント」ダイアログで、
m
「印刷部数と印刷ページ」ポップアップメニューから「
Keynote
」を選択して、「アウトライン」を選
択します。
ライトテーブルビュー
スライドショーに多くのスライドが含まれていて同時により多くのサムネールを表示したい場合は、ライ
トテーブルビューを使います。スライドは、あたかも写真家のライトテーブル上に広げられているかの
ように、ドラッグして簡単に並べ替えることができます。
ライトテーブルビューで作業するには、以下の操作を行います:
ライトテーブルビューを表示するには、ツールバーの「表示」をクリックして「ライトテーブル」を選
m
択します(または、「表示」>「ライトテーブル」と選択します)。
サムネールイメージを拡大したり縮小したりするには、ウインドウの左下にあるボタンをクリックし、サ
m
イズを選択します。
スライドを編集したり、前のビュー(ナビゲータまたはアウトライン)に戻ったりするには、スライドを
m
ダブルクリックします。
ライトテーブルビューでも、ナビゲータビューやアウトラインビューと同様に、スライドを追加したり、
削除したり、複製したり、スキップしたり、並べ替えたりすることができます。
フルスクリーンビュー
Mac OS X v10.7
(
Lion
)以降で「
Keynote
」を使用している場合は、作業に集中できるよう、アプ
リケーションウインドウをフルスクリーンビューで表示できます。フルスクリーンビューでは、
「
Keynote
」
ウインドウが画面全体に拡大され、別のスペースに移動するため、「
Keynote
」とデスクトップの間で
簡単に移動できます。
Keynote
をフルスクリーンで表示するには:
「表示」>「フルスクリーン」と選択するか、
「
Keynote
」ウインドウの右上隅にある「フルスクリーン」
m
ボタン(外向きの
2
本の矢印のような)をクリックします。
フルスクリーンビューを終了するには、以下のいずれかを行います:
「表示」>「フルスクリーンを解除」と選択します。
m
ポインタを画面の最上部に移動してメニューバーを表示し、画面の右上隅にある「フルスクリーン」ボ
m
タンをクリックします。
キーボードの
Esc
キーを押します。
m
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第
1
章
Keynote
のツールとテクニック
第
1
章
Keynote
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